洛南高校が高校駅伝最高記録2時間2分7秒を記録し2020高校駅伝で記録の1ページが塗り替えられました。2008年佐久長聖高校が樹立した2時間2分18秒(日本人のみの記録)を更新しての高校駅伝最高記録。
洛南高校駅伝高校最高記録の強さの秘密
#陸上競技マガジン 3月号では、2月号に引き続き #洛南高校 を特集しています。
— 陸マガ(陸上競技マガジン) (@rikumaga) February 15, 2021
年間を通して行っている練習のほか、大会前1週間のポイント練習の内容も教えていただきました。
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高校駅伝最高記録を樹立した洛南高校の強さの秘密を探っていきたいと思います。ネット情報・雑誌・本などを参考に高校駅伝経験者の視点を交えて考察です。
洛南高校駅伝高校最高記録

伝説と言われた佐久長聖高校の記録を日本人のみで更新した洛南高校の区間記録の推移です。
洛南高校区間別記録

高校駅伝の主要区間1区3区4区を上位で走り切りました。特に3区は登り区間で留学生が集まり日本人ランナーには厳しい区間ですが、そこを23分台で走った佐藤選手は今季にも期待です。
つなぎの区間も2分55秒を切るレベルで走り流石の高校駅伝
日本記録です。
1区3位若林 宏樹 (3年)区間3位【総合記録】29’06″【区間記録】29’06”
2区3位小牧 波亜斗 (3年)区間11位【総合記録】37’21″【区間記録】8’15”
3区2位佐藤 圭汰 (2年)区間5位【総合記録】1:01’01″【区間記録】23’40”
4区3位服部 壮馬 (3年)区間4位【総合記録】1:24’18″(区間記録】23’17”
5区2位内藤 一輝 (3年)区間1位【総合記録】1:32’59″【区間記録】8’41”
6区3位佐野 拓実 (3年)区間9位【総合記録】1:47’43″【区間記録】14’44”
7区3位溜池 一太 (2年)区間4位【総合記録】2:02’07″【区間記録】14’24”
洛南高校高校日本記録の練習法

練習メニューは月曜日に1週間分を生徒渡します。
ポイント練習は週2回が基本です。 あとはJOGでつないでいきます。
JOGは個人に任せています。

だいぶ昔になりますが高校駅伝で入賞できるくらいの高校で駅伝をやってました。練習は厳しく毎日ハードでジョグで練習を繋ぐ練習をしたことが無かったです。昔で時代にそぐわないですが大学の練習より高校の練習のほうが
厳しかったです。学法石川高校もスピードメインで間をジョグで繋ぐようなので、いかにスピード練習の質を上げるかがポイントのようです。
生徒のとのコミュニケーションを意識し自主性重視

生徒が自分で考えて自分の頭で考えて自分にあった練習に取り組むよう
自主性を重視しています。試合での成功体験などをもとに生徒たちが自ら
ポイント変更を相談しにくることもあります。

駅伝強豪高校は、監督のメニューを変更するのは難しい状況が普通かもしれません、私の高校はそうでした。昔だから先生の出されたメニューをこなすのが精一杯で監督とのコミニュケーションは無かったです。大学でも強豪高校の同期の話を聞いても、むしろ自分の高校が自由なくらいでした。他はもっと厳しいイメージでした。
奥村監督の素晴らしさは、生徒に考える力をつけさせて大学社会人につなげている点です。
LT(乳酸性作業値)拡大をポイント

運動強度が上がれば、乳酸が出てパフォーマンスを妨げます。
乳酸の限界値の幅を広げれば、筋肉が疲労せず走り切ることができる仕組みです。洛南高校ではLT限界値の拡大をポイントに置いているそうです。

LTの限界値を拡大することにポイントを置いてます。
1000mのインターバルのつなぎの200メートルのリカバリーのスピードを上げることで、LTを上げる効果があります。

大学の練習で取り入れてました。だいぶ昔なのですが大学に入ってその理論を知りました。今はより科学的に効率を求めた練習が高校生でも行われ記録の大幅アップにつながっているようです。
奥村監督の日体大、JR東日本での実業団経験が活きています。高校駅伝のレベルアップは、生徒の努力と競技力向上に真摯に取り組む指導者の努力無くしては成し遂げられないものと洛南高校の高校駅伝日本記録の秘密を考察しつ感じました。
春の高校伊那駅伝2021の結果洛南高校優勝
春の高校伊那駅伝
— 春の高校伊那駅伝 (@inaekiden) March 21, 2021
男子の部、洛南高校!
初優勝おめでとう🎉 pic.twitter.com/9T0F4iu0aX

高校駅伝2021まであと9か月です。高校駅伝2021優勝を予想するうえで参考になる春の高校伊那駅伝2021が開催されました。見事洛南高校が優勝しました。
高校駅伝2021はやはり優勝候補筆頭です。
優勝 洛南高校2:07:38
区間 | 名前 | 区間順位 | 記録 | 通過順位 | 記録 |
1 | 溜池一太(2) | 7位 | 0:23:23 | 7位 | 0:23:23 |
2 | 児島雄一郎(1) | 4位 | 0:23:39 | 9位 | 0:47:02 |
3 | 宮本陽叶(2) | 🥈 | 0:23:04 | 2位 | 1:10:06 |
4 | 佐藤圭汰(2) | 🥇 | 0:25:31 | 1位 | 1:35:37 |
5 | 澤田将(2) | 8位 | 0:15:23 | 1位 | 1:51:00 |
6 | 柴田大地(1) | 🥇 | 0:16:38 | 1位 | 2:07:38 |
春の高校伊那駅伝2021の結果はこちらです。
佐藤圭汰高校日本記録に挑戦

ファン
洛南高校の高駅伝日本最高(日本人選手のみ)に貢献、留学生ランナーが集まる3区で日本人1位で走破し、日本選手権クロスカントリーU20で完勝し、高校駅伝の前哨戦ともいえる伊那駅伝でも4区区間賞を獲得し、この勢いで高校最後の年に日本記録更新を目指します。

高校3年の目標は1500メートル、3000メートル、5000メートルで日本高校記録を更新することと全国高校駅伝で、チームメートみんなで優勝です。
将来は、5000メートルと1万メートルでオリンピックや世界選手権で戦いたい。その過程で箱根駅伝にも出場して頑張りたいと思っています。
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